天使の贈り物 (1996) : The Preacher’s Wife

牧師の妻を愛してしまった天使を優しく見つめたハートフルなラヴ・ストーリー。デンゼル・ワシントン、ホイットニー・ヒューストンの共演、ペニー・マーシャルの監督で「気まぐれ天使」(1947)のリメイク。共演は、コートニー・B・ヴァンス、グレゴリー・ハインズほか。また、歌手のライオネル・リッチーが顔をみせる。

天使の贈り物 (1996) : The Preacher’s Wifeのあらすじ

クリスマス1週間前。聖マシュー教会。篤実な牧師ヘンリー・ヒックス(コートニー・B・ヴァンス)は、老朽化した建物を再建し、住民の心も離れがちな現状を改善すべく奮闘の日々。そんな降り不思議な男ダドリー(デンゼル・ワシントン)が現れる。彼はヘンリーを救うために天国から来た天使だった。ヘンリーの迷惑顔もよそに教会に居ついて、建物の修理から、5歳の息子ジェレミアの世話までやってのける有能ぶりを発揮。だが、教会を狙う不動産業者ジョー・ハミルトン(グレゴリー・ハインズ)が現れて前途は多難。ヘンリーはついに教会を手放してしまう。そんな折り、ダドリーはヘンリーの妻ジュリア(ホイットニー・ヒューストン)のエスコートを頼まれ、艶やかな彼女にたちまち恋をする。彼女の思い出のジャズ・クラブ。彼女は歌い、楽しいひととき。ヘンリーはそんな二人に嫉妬。ダドリーはヘンリーに教会を取り戻し、ジュリアの愛を取り戻してほしいと説き、とうとう彼に自分は天使だと告白。彼に奇跡を約束した。クリスマス。教会の最後のミサ。そこへ何とハミルトンが教会から手を引くとの知らせが。奇跡に喜ぶ夫婦と信者の横を去ってゆくダドリー。彼らの記憶からダドリーは失われたのだ。その時「メリー・クリスマス!」の声が。ヘンリーはジェレミアに笑顔で答え、彼らの家にクリスマス・ツリーを置いて天国へ帰るのだった。

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